P検ってどんな試験?

P検はMOS試験などと違ってWordやExcelだけの検定ではないので、パソコンの基礎知識を勉強したり、タイピングの練習もしなくてなりません。
幅広く勉強しなくていけないので、勉強には時間がかかるかもしれませんが、パソコンの知識が幅広く学べる良い試験だと思います。パソコン教室で勉強されている方には卒業証書代わりに皆さんに受験してもらいたいです。
もっと上を狙う方はP検の3級を受験されるのが理想ですが、お仕事でパソコンを使う方は、とにかくP検の4級だけでも受けていただくことをおすすめします。
P検4級の特徴
試験の内容は、タイピング試験(5分)次に4択の選択問題(コンピュータ知識・インターネット・情報モラル・ICT)、最後にワープロソフト(Word)表計算ソフト(Excel)の実技問題があります。 パソコンの知識がまんべんなく必要な試験です。
・タイピング試験
・選択問題(25分)
・実技問題「ワープロ」(10分)
・実技問題「表計算」(10分)
という試験内容です
合否は試験後すぐわかります。
MOS試験とどう違うのか
MOS試験はExcelやWordだけの試験です。Excelがどれだけ使えるのか?Wordがどれだけ使えるのか?を証明する試験です。タイピングの試験はありません。
P検はタイピング・パソコン全般の知識・Word・Excelの知識が必要です。パソコン検定でタイピングがある試験は少ないです。
検定料の値段が大きく違うのも気になるところです。MOSの検定料は一般レベルが10,290円、上級レベルが12,390円です。
P検は4級が3,000円、3級が5,000円です。P検のほうが検定料で比べると受験しやすいですね。
P検4級の人物像
新入社員相当レベル
パソコンを個人的、かつ日常で利用するのに必要な知識・スキルを持っている
P検4級の合格率
P検4級の合格率は以下のとおりです。
社会人(大学生も含めて):85.5%
高校生・中学生:67.8%
P検4級の受験料
P検4級の受験料は3,000円です。
基本的には受験日までに受験料を納める必要があります。なかには当日の支払いでも良い試験会場があると思います。